2005年10月27日(木)「しんぶん赤旗」

プロ野球選手会　松原事務局長が講演

全国青年大集会プレ企画

　全国青年大集会のプレ企画として、プロ野球選手会の松原徹事務局長の講演会が二十五日、東京都内で開かれました。同大集会実行委員の主催で百余人が参加しました。

　松原さんは「みなさんの熱い要望にこたえて、来させていただきました」とあいさつした後、選手会の歴史を振り返り、「球団合併とのたたかいは二十年前に選手会が結成されて以来の努力が土台にあった｣と語りました｡

　また松原さんは、選手たちのヒューマニズムあふれるエピソードを交えながら、十二球団の存続をかけたストライキなど、たたかいを生々しく報告。「十二球団を守ったからこそ、今年も八十人の新しい選手が入ってきた。選手会の歴史は、次の世代のためにがんばる歴史です」と結びました。

　民青同盟の近藤奈津子副委員長が「青年のひどい働き方を変え、日本社会の未来を切りひらくため、周りの青年を誘って集会を成功させよう」と呼びかけました。

　同実行委員会は青年大集会にむけ、十一月四日午後五時から六時まで、東京・渋谷駅ハチ公前で宣伝。同七時から東京・渋谷区の民青会館で、拡大実行委員会を行います。

■来月１３日に東京･渋谷で

　十一月十三日（日）に開催の全国青年大集会は、会場が東京・渋谷区の恵比寿公園に変更になりました。