2005年10月17日(月)「しんぶん赤旗」
均等待遇など運動提起
パート・臨時労組連絡会が総会
東 京
全労連パート・臨時労組連絡会は十五日、東京都内で第五回総会を開きました。昨年の総会以来、愛知、新潟、京都に地方連絡会が結成され、現在十七の地方組織、四県で準備会ができています。
二〇〇六年の運動方針は最低賃金の引き上げ、均等待遇実現、公契約運動の三つを一体にとりくむことを提起しています。
布間きみよ代表幹事があいさつし、均等待遇の実現を正面に掲げるよう訴えました。
討論では、東京・中野区の非常勤保育士の解雇撤回闘争、有期雇用労働者が雇い止めにされたヒルトンホテル争議が特別報告され、各地のたたかいを交流しました。
新潟県連絡会の代表は、パートの約半分の賃金で、有給休暇も退職金もない大学生協のアルバイト職員が労働組合を結成して交渉を重ね、要求を前進させたと発言。東京パートネットワークの代表は、社会保険業務センターの非常勤職員の雇い止めを撤回させ、有休や無給休暇など就業規則を明確にさせたと報告しました。大阪労連パート非常勤部会の代表は、自治体の学童保育廃止計画を九月議会で阻止したことを紹介しました。
布間きみよ代表幹事、井筒百子事務局長(いずれも再任)ら新役員を選出しました。