2005年10月7日(金)「しんぶん赤旗」
「教育基本法生かせ」
全国ネットが署名提出
「子どもたちを大切に…いまこそ生かそう教育基本法」全国ネットワークは六日、文部科学省を訪れ、文部科学大臣・内閣総理大臣あての「憲法・教育基本法を『改正』するのではなく、学校や社会に生かすことを求める要請署名」を提出しました。今回提出したのは一万六千三百八十二人分。二〇〇二年のネットワーク発足から全国でとりくまれた署名を提出したものを合計すると百七十三万七千六百四十人分になります。
署名提出には同ネットワークの山田功事務局長はじめ全日本教職員組合、新日本婦人の会、子どもの権利のための国連NGO・DCI日本支部の代表が参加しました。
提出の場で、小学四年生と六年生の子どもを持つ新日本婦人の会の母親から「末来を担う子どもたちが大事にされる教育をしてほしい」との要望が出されました。
また「文科省は全国学力テストの導入など教育にいっそう競争をもちこもうとしている。子どもみんなが伸びるよう教育基本法を生かしてほしい」との発言もありました。