2005年10月4日(火)「しんぶん赤旗」

中日友好協会副会長 志位委員長と懇談

党本部訪問


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(写真)陳永昌中日友好協会副会長(右)とあいさつする志位和夫委員長=3日、党本部

 来日中の陳永昌・中日友好協会副会長ら一行が三日、日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長と懇談し、歴史認識問題や日中友好運動の発展などについて懇談しました。

 三度目の党本部訪問となる陳副会長は席上、日本共産党と中国共産党との交流関係の発展と同時に、日中友好運動も大きく発展していると発言。特に戦後六十周年を迎えた今年、日中友好協会(伊藤敬一会長)の代表団を受け入れ、記念行事やシンポジウムなどを開催し、すばらしい交流ができたとのべました。

 また陳会長は、日本共産党について、日中関係の発展や世界平和の擁護、正しい歴史認識を広げる運動で、大きな役割を果たしていると評価しました。

 志位委員長は、陳氏らに歓迎を表明。その上で、五月の不破議長の「時局報告会」以来、日本共産党が靖国神社や歴史認識をめぐる問題提起をした結果、内外のマスメディアの論調や日本の世論に前向きの変化が生まれたと説明。日本国内の歴史認識問題は、長い目で、われわれの責任で解決しなければならない重要な課題だと述べました。また志位氏は、総選挙後の政局や党の活動にも言及しました。

 懇談には、日本共産党から西口光国際局長が、中日友好協会から井頓泉弁公庁主任、袁敏道副秘書長、程海波政治交流部副部長らが同席しました。


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