2005年10月1日(土)「しんぶん赤旗」
南光町閉庁式山田町長あいさつ
行政の光届く新佐用町めざす
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十月一日から佐用郡四町の佐用、南光、上月、三日月町が合併し新佐用町として発足することを前に九月三十日午後五時半すぎから南光町の文化センターで「閉庁式」がおこなわれました。
町議、区長、職員など約百人を前に山田兼三町長があいさつし「南光町の名前はなくなっても、新しい佐用町の隅々まで行政の光が届く光り輝く町づくりの前進をはかっていきましょう」と新佐用町での新しい町づくりを呼びかけました。
南光町は一九五五年七月に佐用郡中安村、徳久村、宍粟郡三河村の三村が合併して誕生。以後五十年の歴史を重ねてきました。山田町長は八〇年十月に初当選。以後、同町の歴史の半分にあたる二十五年間にわたって町長をつとめました。
この間、生活環境、水道、下水道、道路の整備などが着々と進み、教育施設、文化センター、総合運動公園(若鮎ランド)、ほ場などの整備、歯科保健センター、8020運動(八十歳まで自分の歯を二十本残す)、保育園や学校教育の充実、ひまわり郷づくりなど多くの分野で前進してきました。
山田町長は、これらの成果が町民、議員、区長、職員の協力によって得られたことをのべ、引き続き、明るく住みよい佐用町として前進していくために努力する決意をのべました。
閉庁式では町民の合唱団「コールカンパネルラ」(ツリガネソウのフランス語)のリードで南光町民歌と南光音頭を合唱しました。