2005年9月25日(日)「しんぶん赤旗」
大好き9条でいこう!
新婦人が要求小組フェスティバル
新日本婦人の会(新婦人)の「憲法大好き!9条でいこう! 花ひらけ要求別小組フェスティバル」が二十四日、千葉市の幕張メッセで始まり、四千人が参加しました。
会場には色とりどりのタペストリーが飾られ、「『平和大好き憲法九条』のゼッケンをリュックに付けてハイキング」、「二十年間、核兵器廃絶の署名に取り組んでいます」など参加者がリレートーク。親子リズム、フラダンスなど要求や特技を生かした多彩な小組発表に拍手が送られ、「かっぽれ」やロックソーランが会場を沸かせました。開会あいさつで高田公子会長は、二十六年前に発足した要求別小組は二万五千を超えたと報告。この活動を広げ、憲法改悪や庶民大増税を許さず「平和と暮らしの守り手、新婦人を大きくしよう」と呼びかけました。
小森陽一東京大学大学院教授(「九条の会」事務局長)が講演。総選挙の結果にふれ、小泉内閣は国民をだまして日本をアメリカのための戦争に組み込もうとしていると批判、憲法を生かすためにも小組活動の発展をと語りました。
チョウ・ヨンスクさん(韓国女性団体連合会事務局長)、三木睦子さん(三木武夫記念館館長・国連婦人会会長)が連帯あいさつしました。娘と孫と一緒に参加した女性=千葉県=は、「女性のパワーにびっくり。孫たちが銃をつきつけるなんて絶対にイヤ」と話していました。二十五日も同会場で分散・交流会が行われます。