2005年9月21日(水)「しんぶん赤旗」
与党
憲法特別委を再提案
共産党は反対 持ち越しに
総選挙後の新しい国会の構成・運営について協議している衆院各派協議会が二十日開かれ、与党側が再度、憲法調査特別委員会の設置を提案しました。
日本共産党は反対し、民主党は「持ち帰る」という態度をとり、結論は二十一日以降に持ち越しになりました。
与党は同委の設置目的について「日本国憲法改正国民投票制度に係る議案の審査等及び日本国憲法の広範かつ総合的な調査(国会法第百二条の六の調査をいう)を行うため」と新たに提案。日本共産党の穀田恵二議員は、与党の提案が当初の常任委員会から特別委員会へ説明もなく変化したこと、設置目的も次第に変化していることをあげ、あらためて反対を表明しました。