2005年9月10日(土)「しんぶん赤旗」
「民主党としっかり組む」
協力認める
社民党・福島党首
社民党の福島瑞穂党首は九日、新潟市内で「民主党としっかり組みながら」などとのべ、民主党と選挙協力をしていることを認める演説をおこないました。
福島氏はこれまで、又市征治幹事長が記者会見で選挙協力を発表しているにもかかわらず、「してません」(四日のテレビ討論)と否定していました。
新潟県では五選挙区で選挙協力。福島氏に先立ち北陸信越比例候補は「1区は民主党候補を推薦、比例は社民党」とのべました。
福島氏は、「民主党としっかり組みながら、自民とも違う、民主とも違う平和、人権、環境を大切にするためがんばる」「共同するけれども、社民党の存在はどうしても必要なのです」とのべ、「護憲」を掲げながら、マニフェストで改憲を掲げる民主党との選挙協力をすすめる矛盾に満ちた演説を続けました。
新潟県で社民党は、3区で民主党の支援を受ける代わりに、1、2、4、6区で擁立を見送り、民主党を支援しています。