2005年9月8日(木)「しんぶん赤旗」
「なにもかも水びたし」
共産党が宮崎で被害調査
日本共産党台風14号被害対策本部の仁比聡平事務局長(参院議員)は七日、死者六人、行方不明者六人(七日、午後三時現在)など大きな被害の出た宮崎県を訪れ、被害調査を行いました。同調査には、党宮崎県災害対策本部の前屋敷えみ副本部長(衆院宮崎1区候補)らも同行しました。
仁比参院議員らは、宮崎市西部の小松町などを訪れ、後片付けにおわれている住民一人ひとりに声をかけ、要望を聞いて回りました。
同町内に住む加藤芳香さん(50)は「昨日は、三メートル近く水があふれ、なにもかも水びたしになりました。今後の生活が不安です」と語っていました。
仁比参院議員は、災害救助法など公的支援制度があることを説明し、「行政にも働きかけ、被災者のみなさんの支援のために、あらゆる手だてを尽くします」と励ましました。
友人宅の片付けの手伝いにかけつけた主婦(53)は「まだ電話が通じなくて困っています」との要望を伝えたあと、「さすが共産党。すぐにかけつけてくれる」と喜んでいました。
このあと、党調査団は、宮崎市と宮崎県庁を訪れ、担当職員に、市民の立場に立った被害調査と支援を要請しました。