2005年9月1日(木)「しんぶん赤旗」
新基地断念させよう
沖縄・辺野古 座り込み500日集会
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米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる海上新基地建設に向けた、名護市辺野古沖でのボーリング(掘削)調査に反対し、住民が座り込み行動を開始して八月三十一日で五百日。名護市のヘリ基地反対協は同日夜、市役所前で座り込み五百日集会を開き、約四百人が参加しました。
事業者の那覇防衛施設局は、多くの県民が新基地建設に反対するなか、昨年四月十九日に作業を強行。現在、四カ所に単管やぐらを建設しましたが、地元住民らの反対行動のために、一カ所も掘削は行われていません。
反対協の安次富浩代表委員は「小泉首相は沖縄の基地負担軽減といいながら、辺野古でのボーリング作業をいまだに強行しようとしている。政府のいろいろなアクションに惑わされず、私たちの自身の力で辺野古移設断念を勝ちとろう」とよびかけました。
命を守る会の金城祐治代表、基地の県内移設に反対する県民会議の山内徳信共同代表らは「政府が正式に断念を表明するまで、さらに団結してたたかい抜きたい」と決意を訴えました。
会場では、宜野湾市の伊波洋一市長のメッセージや、日本共産党の、いのはら健沖縄3区候補が参加していることも紹介されました。