2005年8月30日(火)「しんぶん赤旗」
他党は政党助成で「官営政党」
ラジオ番組で市田書記局長 司会者「たしかに」
日本共産党の市田忠義書記局長は二十九日、文化放送の「吉田照美のやる気マンマン」に出演し、総選挙で国民に訴えたいこと、今の政党状況などを語り、リスナーからの質問に答えました。
「共産党は国民に何を一番訴えたいか」と問われた市田氏は、小泉政権は四年四カ月に「改革」の名で国民には痛みばかりを押しつけてきたとのべ、「強きを助け弱きをくじく、自民・公明の悪政に真正面から立ち向かうたしかな野党を訴えたい」と語りました。
日本共産党は受け取りを拒否している政党助成金について、自民党は財政の六割、民主党は85%を占め「『官から民へ』と言うのなら、自分の党の運営ぐらい『民』でやったらどうか。まるで『官営政党』ではないか」と話すと、パーソナリティーの吉田さんも「たしかにそうですね」と納得。リスナーからの「サマワから自衛隊を撤退させる秘策は」との質問に、「あります。今度の選挙で共産党を躍進させていただくことです」として、「国民世論の高まりと国会での共産党議員の頑張りが合わされば可能です」と答えました。