2005年8月30日(火)「しんぶん赤旗」

子育てしにくい社会は自民党政治がつくった

小池氏


 二十九日放送のフジテレビ系「とくダネ!」で、少子化対策・子育て支援が議論に。公明党や民主党は児童手当の拡充を主張。司会者の小倉智昭氏は「子どもがひとり増えたら一カ月いくら増えますよと言われて、子どもをつくろうかという気持ちになるか」と、コメンテーターの高木美保さんに質問しました。

 高木美保さんは「お金ではない。女性の雇用についても企業にお任せだ。むしろ女性の社会的地位の保証をしてほしい」とのべました。

 日本共産党の小池晃政策委員長は「子育て世代にあらゆる増税や社会保険料の負担が重くのしかかり、三十歳の子育て世代で年間二十二万円の負担が増えている。三十代前半の男性は、長時間労働で職場に居る平均時間は十一時間を超える。二十代の若者はフリーターで、年収百万円から二百万円だから子育てどころか結婚すらできない。こういう働き方にしてきたのは、まさに自民党政治だ。子育てに逆行する政治を変えなければ、いくら児童手当を増やしても子育て支援にならない。ましてやその財源として子育て世代への増税などとんでもない」とのべました。


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