2005年8月26日(金)「しんぶん赤旗」
「憲法守る力を大きく」
各界から声
自民党が「自衛軍」を明記した「新憲法第一次案」をだすなど、憲法改悪への動きが強まっているなか、「憲法守る力を大きく」と各界の人々に平和憲法にたくした思いを寄せてもらいました。
声を寄せてくれたのは、高石ともや(フォークシンガー)、高畑勲(アニメーション映画監督)、仲代達矢(俳優)、増山麗奈(画家)、松元ヒロ(コメディアン)、無着成恭(泉福寺住職)、山崎朋子(ノンフィクション作家)の七氏。
仲代さんは、「あなたは国のために、家族のために死ねますか」と記者会見でとわれたことを紹介し、「それ以前に、戦争をやめてほしい、といいたい。戦争が起これば、死んでいくのは庶民なんです。憲法九条は絶対に守っていかなくてはいけない」とのべています。無着さんは、聖徳太子の「和をもって貴しとなす」という考えが仏教の根本にあり、戦争ではなく「日本は『和』をこそ大事にする国」といい、山崎さんは「中国も韓国も、そしてその他の国も、日本が憲法九条を護(まも)るかどうかを注目している!」と語っています。