2005年8月25日(木)「しんぶん赤旗」

国民の願い背負って

日本共産党の衆院比例代表候補者

「二大政党」打ち破る先頭に

野党外交で平和発信

若林 義春 55 新

笠井  亮 52 新

池田真理子 50 新

田村 智子 40 新


 「東京の小児医療は危機的な状況です。実態をつかみ抜本的な対策を」。六日、日本共産党東京都委員会が行った政府交渉で、若林義春比例代表候補(党都委員長)は、介護保険の改善や小児医療の拡充、三十人学級の実現、アスベスト(石綿)対策など都民の切実な願いの実現を迫りました。二十二日には青年雇用の抜本策を要望して厚生労働省と交渉。青年向けの権利啓発の冊子作成などを約束させました。

 若林候補は、首都・東京の党の責任者として、中小企業支援や環境問題、地震対策、三宅島支援や基地対策など都民の願いを受け、党都議団や都内各地の党支部、住民運動と力を合わせ、その先頭に立ってきました。各自治体に求めた介護保険の負担減免は、保険料では六割以上、利用料では約九割の区市町村で実現し、子どもの医療費無料化を拡充する自治体も広がるなどの成果に結実しています。

 七月の都議選では、介護手当の支給や三十人学級の実現などを掲げ、党と後援会の総力をあげた選挙戦の陣頭指揮に立ちました。文京区、日野市の二つの二人区で勝利するなど、首都で自民、民主で悪政を競い合う「二大政党制づくり」を打ち破る反転攻勢の足がかりを築きました。

 党国際局次長の笠井亮候補は、アジア各国政府の要人と会談するなど、四十カ国を訪問。日本共産党の平和の野党外交は共感を呼び、国際会議では各国政府の要人から「日本に気心の通じる野党がある」としばしば声をかけられたことも。侵略戦争を正しいとする政治家がいるなか、東京から反核・平和を発信する、首都にどうしても必要な政治家です。

 参院議員だった二〇〇一年までの六年間に、橋本龍太郎から小泉純一郎首相まで四代の首相と堂々と論戦をした試されずみの政治家です。百五十回にのぼる質問をして、一九九九年には小渕恵三首相にリストラの実態を示し、日本NCRで退職に応じない労働者を閉じこめた「座敷牢(ろう)」をやめさせました。

 党都国政相談室長の池田真理子候補、井上美代前参院議員の秘書だった田村智子候補はともに、子どもの医療費無料化や女性の地位向上、学校校舎の老朽化問題など、草の根の願いを国政に届ける政治家です。

 足立区の田村栄子さん(78)=老人会の亀鶴会会長=は「みんなが元気にいきいき暮らせることが私たち老人会の願いです。でも介護保険の負担は重くなり、サービスも使いたくても使えなくなるのではとみんな不安です。いまの政治は年寄りにつらく当たってばかりです。日本共産党だけが、介護保険の改悪に反対してくれました。私たちの声を国会に届けてくれる日本共産党に、ぜひ頑張ってほしい」


■東京ブロック(定数17)

 定数十七。日本共産党は、七月の都議選で六十八万票、得票率で15・6%を獲得。今回選挙では、都議選の教訓を土台に八十万票の得票を実現し、二議席以上の獲得を目指します。前回議席は共産一、自民六、公明二、民主八。


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