2005年8月25日(木)「しんぶん赤旗」

長谷川議員の新党日本入り

政党の境界ない

市田書記局長


 日本共産党の市田忠義書記局長は二十四日午前、長谷川憲正参院議員が国民新党を離党し、新党「日本」に入党したことについてマスコミから感想を聞かれ、「数日前にできた国民新党の旗揚げに参加して、いつの間にか別の党。鉄道の相互乗り入れ自由はたいへん便利でいいが、政党までそうなったら国民のみなさんはどう思われるか」とのべました。

 市田氏はいまの政界について、「社民党の副党首だった人が民主党から出る。自民党の県会議員だって民主党から出る。『自民も民主も憲法問題で違いがない』といっている社民党が民主党と選挙協力をする。ちょっと節操がなさすぎる」と批判。「自民党とそれ以外の政党の境目、境界線がなくなっている。どんな問題でも国民の立場にたってがんばる、たしかな野党、共産党が必要だという実感を強めている」と語りました。


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