2005年8月24日(水)「しんぶん赤旗」
青森で市田書記局長
大増税反対の声 共産党へ
総選挙公示(三十日)まで一週間となった二十三日、日本共産党の市田忠義書記局長が比例東北ブロック(定数十四)の応援にかけつけ、青森市役所前で、高橋ちづ子比例候補、青森県内の四人の小選挙区候補と、つめかけた四百人の市民に訴えました。
高橋候補は「東北の声を国政に届ける議席を守りぬき、一つでも多くの議席を増やすため全力をあげる」と決意をのべました。
市田氏は、自民、公明の与党が選挙戦で「サラリーマン増税はしません」といっているが、政府税制調査会がサラリーマン増税計画を発表する前の昨年十二月に、与党税調が同様の計画を打ち出していた事実をあげ、「自分達で号令をかけておいて知らんぷりという無責任な態度は許されない」と指摘。
民主党も、先の都議選で「サラリーマン増税反対の人は民主党に」といいながら、総選挙のマニフェストでは増税を明記していることを紹介し、「国民を欺く行為だ」と批判、「庶民大増税反対の声は日本共産党へ」とよびかけました。
青森市の女性(43)は、「総選挙後には消費税増税とサラリーマン増税が待っているというのは大変なこと。私はパートでトラックの運転手をしてるが、一時間八百円。共産党に頑張ってもらって大本から変えてほしい」と話していました。