2005年8月22日(月)「しんぶん赤旗」
自民党京都6区の公募候補
民主の鳥取1区にも応募
自民党の候補者公募に応募し、衆院京都6区で同党の公認をうけている井沢京子氏(42)が、民主党が公募した衆院鳥取1区にも応募していた問題で、「二大政党といっても、中身は変わりないのか。あきれた話だ」との声があがっています。
井沢氏は、自民党京都府連が今年一月から公募した京都6区に応募し合格。しかし同時期、民主党が公募した鳥取1区にも応募していたことが、最近になって判明。三月末、民主党の最終選考直前に同氏がキャンセルしたといいます。
京都のある自民党選対幹部は「恥ずかしい話。今となってはあの候補で良かったのかという思いもある」と嘆きます。
京都6区で宇治市在住の神谷幸大さん(59)は「自民と民主は、変わりがないことの証しです。たしかな野党である共産党の主張をおおいに広げたい」と話しています。