2005年8月22日(月)「しんぶん赤旗」
新党「日本」を結成
郵政民営化法案反対議員ら
志位委員長がコメント
郵政民営化法案に反対した小林興起前自民党衆院議員、自民党を離党した荒井広幸参院議員らは二十一日夕、東京都内のホテルで会見し、田中康夫長野県知事を代表とする新党「日本」を結成したことを発表しました。
新党結成には、田中知事ら三氏のほか、滝実、青山丘の両前衆院議員も参加しました。会見で田中氏は、郵政民営化に関連し、「民営化の先に国民に示すことがきちんと議論されるのが、行政や政治に求められた説明責任であり、情報公開だ」とのべました。また、新党代表就任後も、ひきつづき長野県知事の職にとどまる考えを示しました。
■新党「日本」について
■志位委員長がコメント
日本共産党の志位和夫委員長は二十一日、同日結成された新党「日本」について、「今日の発表を見る限りでは、行き詰まった自民党政治を変える具体的な立場は見えてこないと思う」とコメントしました。