2005年8月21日(日)「しんぶん赤旗」
こんな人まで立候補!?
暴力団から金、強制わいせつ、汚職…
今回の総選挙では、前回保守新党公認・自民党推薦で立候補、落選した松浪健四郎元衆院議員(大阪19区)が自民党公認となりました。二年前、暴力団関係者の企業から秘書給与提供を受けたほか、談合容疑で指名手配中だった、その暴力団関係者の依頼で捜査状況を大阪府警に問い合わせるなど、大きな問題になりました。
また、この三月、東京・六本木の路上で、酒に酔って女性に抱きつき胸をさわるなどして、強制わいせつ現行犯で逮捕され、議員辞職した中西一善元自民党衆院議員(東京4区)も無所属で立候補表明。自民党区議に支持を表明する動きがあります。
ゼネコン汚職で実刑判決を受け、昨年六月に刑期を終えた中村喜四郎元建設相は茨城7区から立候補。政策秘書給与詐欺事件で有罪判決が確定、今なお執行猶予中の辻元清美元衆院議員は社民党公認で大阪10区=比例重複=から出馬します。