2005年8月17日(水)「しんぶん赤旗」

公明党 増税の方向を明記


 公明党は十六日、総選挙にあたっての「マニフェスト2005」(政策綱領)を発表しました。

 郵政民営化法案を総選挙後の国会に再提出し、成立させる「決意」を述べるなど、国民に痛みをおしつける小泉「改革」を推進する立場を鮮明にしています。

 「当面する重要政治課題」として、「二〇〇七年度を目途に消費税を含めた抜本的税制改革を実現」と増税の方向を明記。憲法九条については「自衛隊の存在や国際貢献等について、『加憲』の論議の対象」とするとし、九条改憲の姿勢を明確にしました。

 同党が推進したイラク派兵については、「サマワをはじめイラクの治安情勢については、予断を許さない状況」としながら、自衛隊の撤退には一言も触れていません。


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