2005年8月9日(火)「しんぶん赤旗」
マラウイ大使と不破議長が懇談
日本共産党の不破哲三議長は八日、離任のあいさつのため党本部を訪れたジョン・チカゴ駐日マラウイ大使と懇談しました。同大使は不破氏の英文著作『私たちの日本改革論』、『「国家と革命」を歴史的に読む』を読んで関心をもち、昨年九月に不破氏を訪れて懇談しています。
大使は、友好関係に感謝し、日本での大使としての活動やマラウイの情勢を説明しました。帰国後は、国民レベルでの日本との交流に力をつくしたいとの抱負をのべました。不破氏は大使の在任中の労をねぎらうとともに、今後の活動への期待をのべました。
また大使から外交について論じた近著を贈呈された不破氏は、『日本外交のゆきづまりをどう打開するか』、『いまこの世界をどう見るか』、『チュニジアの七日間』の英語版をせんべつとして贈りました。大使はこれにたいし、「あなたが物を書かれるときは、未来に向かって教育しています。これは大切なことです」とのべました。懇談には田代忠利国際局次長が同席しました。