2005年8月9日(火)「しんぶん赤旗」
障害者「自立支援」法案 廃案に
参院で審議中の障害者「自立支援」法案は八日、衆院解散に伴い審議未了のまま廃案に追いこまれました。参院議員会館前で座りこみをしていた障害者に日本共産党の小池晃参院議員が、廃案を報告。障害者は「万歳」の声をあげ、手をたたいて喜び合いました。
「自立支援」法案は、障害者が福祉・医療サービスを利用するさい「応益負担」として一割の自己負担を押し付けるものです。障害者団体の運動が全国に広がり、日本共産党は「生きる権利を奪うもの」と廃案を求めていました。