2005年7月29日(金)「しんぶん赤旗」
「共謀罪」廃案求め声明
国会内で集会 賛同者相次ぐ
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「共謀罪」の廃案を求める表現者・言論人の緊急共同声明を発表する記者会見と院内集会が二十八日、衆院第一議員会館で開かれました。
ジャーナリストの寺澤有氏が冒頭、「賛同者を募ったところ、大手新聞社・出版社を含め、短時間に二百五十名近くの人が名前を連ねてくれた」と経過報告しました。
呼びかけ人から、篠田博之『創』編集長やルポライターの鎌田慧氏が発言しました。
「『共謀罪』に反対する超党派国会議員と市民の集い」の呼びかけ人の日本共産党の井上哲士参院議員、民主党の松野信夫衆院議員もあいさつしました。
井上議員は「継続審議とするという報道もあるが、廃案に追い込むまでがんばり抜きたい」と表明。松野議員は「継続審議か廃案かの攻防が続いているが、法務省はあきらめたわけではない。息の長いたたかいを秋に向けてやらないといけない」と語りました。