2005年7月8日(金)「しんぶん赤旗」
靖国参拝で「戦争に負けない誓いを」
民主・西村真悟氏
民主党の西村真悟衆議院議員は七日、都内で開かれた首相の靖国神社参拝を支持する集会に出席し、「靖国に参拝することによって、今度戦争をする時は断じて負けないという誓いを新たにしないといけない」と発言しました。自民党の古賀俊昭・都議会自民党総務会長も出席し、同様の発言をしました。
この集会は、戦没者遺族などでつくる「英霊にこたえる会」が主催した「小泉総理の公約の八月十五日靖国神社参拝を支持する国民集会」。遺族会会員ら多数が参加しました。
来賓として出席した西村氏は「近い将来、わが国は戦争を受けてたたねばならないこともありうる。大いにありうる」と断言。その場所は東シナ海と台湾海峡だと明示した上で「ここがわが国の生命線であります」と述べました。
また、戦争責任とは「勝てる戦争を指導を誤ったがゆえに負ける戦争にしてしまった責任」であると話しました。
集会にはこのほか、自民党の中谷元副幹事長や平沼赳夫衆議院議員(日本会議国会議員懇談会会長)、松下忠洋衆議院議員(平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手国会議員の会会長)らも出席。石原慎太郎都知事もメッセージを寄せました。