2005年6月21日(火)「しんぶん赤旗」
新たな戦没者追悼施設について
市田書記局長が会見
日本共産党の市田忠義書記局長は二十日、国会内での記者会見で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題で新たな国立戦没者追悼施設の構想について問われ、「あれこれの条件をつけずに参拝を中止すべきだ」とのべました。
市田氏は、「いま一番問われているのは、施設ができるかどうかにかかわりなく、侵略戦争が正しかったといっている靖国神社に国の責任者が参拝することをやめることだ」とのべました。
そのうえで、「侵略戦争の反省のうえにたって戦没者追悼施設を国民の合意でつくることには賛成だ」と表明しました。