2005年6月14日(火)「しんぶん赤旗」
「聖護院」が改憲反対決議
本山修験宗(聖護院)は十二日、「憲法改悪に反対します」との文書を小泉首相と各政党に送りました。八日の通常宗会で決議したものです。
決議は「日本国憲法第九条は平和日本の根幹です。世界の多くの国々の信頼の大前提です」としたうえで、「現在の憲法改定問題は〈武力を保持し、戦争ができる〉方向に日本を変革させるべく打ち出されています」と指摘。「仏教徒として〈不殺生戒〉を基軸とし、釈尊の金言〈殺すことを認めるな〉〈恨みを以て恨みに報いるな〉を人間存在の大前提」として憲法改悪に反対すると述べています。