2005年5月30日(月)「しんぶん赤旗」
「9」で街埋めつくそう
青年がパン・折り鶴・キュウリ…神戸
「大好きな憲法九条の『9』で街を埋め尽くそう!」と二十九日、「Project Article9〜9条の会青年兵庫」の青年たちが、神戸市中央区で、九条をアピールするパフォーマンス「ストリートジャッ9」にとりくみました。
スパンコールや布で「9」を描いたTシャツ、「9」の形をしたパン、九羽の折り鶴や九つの風船など思い思いの「9」グッズを身につけて約四十人が集合。買い物客でにぎわう三宮の交差点を渡り、センター街を通って元町まで歩きました。通行人から「9って何?」「かっこいいね」と声がかかりました。
夫と二歳の娘と一緒に参加した徳岡美穂さん(36)=西宮市=は「こういうイベントは初めてですが、九条が自然に街に溶け込んでいていいですね」とにっこり。キュウリを持って歩いた小林唯さん(20)=姫路市=は「『なんで9なん?』って聞かれたり、みんなの反応がおもしろかった」と話し、大阪府堺市から参加した小島雄一さん(24)は、「くだけた感じが楽しいですね。またやりたい」と語りました。
代表の井澤美穂さん(29)は「いまは九条が大切と思うだけじゃなく、発信することが大事。こんなに簡単にできるよって伝えたい。街でうわさになるまで何回もやりますよ」と意欲満々です。