2005年4月30日(土)「しんぶん赤旗」

原因究明など意見交換

党国会議員と国労西日本

JR事故


 JR福知山線の列車脱線事故で二十九日、日本共産党国会議員団の対策本部は国鉄労働組合西日本本部(上村隆志委員長)を訪れ、事故の原因究明・再発防止にかかわって意見をかわしました。

 参加したのは、対策本部長代理の穀田恵二衆議院議員、吉井英勝衆議院議員、小林みえこ参議院議員、加藤紀男・仁比聡平参議院議員秘書。国労西日本側から上村委員長、田中博文書記長、現場の労働者が出席しました。

 JR西日本(本社・大阪市)の経営姿勢や、安全運行にかかわる問題について、国労の組合員からは「安全が第一にはなっていないJR西日本の経営体質の問題が確かにある」「今になって国土交通省から安全運行の徹底を指導されているが、もともと、効率優先で検査周期などの規制緩和を推し進めてきた国土交通省にも責任があるのではないか」などの意見がだされました。


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