2005年4月27日(水)「しんぶん赤旗」
JR脱線事故
共産党国会議員団、対策本部開く
吉井・小林議員が報告
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日本共産党国会議員団のJR福知山線脱線事故対策本部は二十六日、国会内で会合を開きました。国交省担当者から説明を受けたのち、事故が起きた二十五日に現地入りした吉井英勝衆院議員、小林みえこ参院議員から報告を受けて今後の対応を協議しました。
会合では、被害者の救助や万全の対策を第一に求めていくことを確認。原因については今後の究明を待ちつつ、ATS(列車自動停止装置)の問題や過密状態だった運行ダイヤの問題など事故の背景にある事実があげられ、安全性を守る観点から国会でもとりあげていくことで一致しました。会合には吉井、小林両氏のほか穀田恵二対策本部長代理、石井郁子、高橋千鶴子両本部員(いずれも衆院議員)、仁比聡平事務局長(参院議員)が出席しました。