2005年4月26日(火)「しんぶん赤旗」

JR脱線事故

共産党が対策本部

吉井議員ら現地調査


写真

事故直後の現場を調査する吉井衆院議員(右から2人目)と中村兵庫県議(右端)=25日、尼崎市

 日本共産党の市田忠義書記局長は二十五日、国会内で開いた記者会見で、兵庫県尼崎市でのJR福知山線の事故について、「亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げるとともに、けがをされた方にお見舞いを申し上げます」とのべました。

 党国会議員団として、同日、対策本部を設置したことも発表しました。

 体制は以下の通り。

 本部長 市田書記局長

 本部長代理 穀田恵二国対委員長

 事務局長 仁比聡平参院議員

 本部員 吉井英勝、石井郁子、高橋千鶴子各衆院議員、小林みえこ、井上哲士両参院議員。

 日本共産党の吉井英勝衆院議員と近畿ブロック事務所はただちに事故現場にかけつけ、調査しました。吉井議員は脱線した車両や線路の状況を見ながら、JR関係者にも様子を聞きました。庄本えつこ衆院兵庫八区国政対策責任者、中村雅宥県議、尼崎市議団が同行しました。また吉井議員と小林みえこ参院議員、平松順子衆院比例候補らは同市内の病院を訪ね、事故で負傷した乗客を見舞いました。

 通学途中で事故にあい顔などを負傷した女子学生(18)に付き添う母親(54)は「娘から携帯電話で事故のことを知らされました。二両目のドアのところにいたら列車が脱線し多くの人が倒れかかってきたといいます。一命はとりとめましたが心配です」と話していました。


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