
2005年4月20日(水)「しんぶん赤旗」
鈴木・湯沢市長が初登庁
秋田 「新市全域に気配り」
![]() 初登庁した鈴木俊夫・初代湯沢市長と握手する市民=19日、秋田県湯沢市 |
秋田県湯沢市の鈴木俊夫市長(54)が十九日、初登庁しました。
同市は四市町村(湯沢市、雄勝町、稲川町、皆瀬村)が合併して三月二十二日に誕生。元日本共産党県議で、三年前の旧湯沢市長選挙で当選した鈴木氏が、十七日投票の市長選で新しい湯沢市の初代市長に選ばれました。
初登庁では、市職員や市民、「新しい湯沢をつくるみんなの会」メンバーら百人余が出迎えました。女性職員から花束を受け取った鈴木市長は、会釈をしながら庁舎に入りました。
後藤市之丞市長職務執行者(元皆瀬村長)と事務引き継ぎをすませたあと、約百人の市職員を前にして就任のあいさつをしました。
鈴木市長は、選挙戦で一週間市内全域をまわって「(有権者との)やりとりから、期待とともに、行政が行き届くのかどうかという声があることを感じてきました。新市全域に、気配り目配りのきく行政をつくっていきます。職員の能力の発揮が大きな部分を占めます。これまでの経験則にとらわれることなく、いっしょに頑張っていきましょう」と述べました。