2005年4月8日(金)「しんぶん赤旗」
「憲法改悪反対」「党勢拡大の大運動」
日本共産党、直ちに行動へ
東京都議選勝利へ全国支援を訴え
3中総
日本共産党は七日に閉会した第三回中央委員会総会で、憲法改悪反対の国民的多数派の結集や、「第二十四回党大会をめざす党勢拡大の大運動」などを呼びかけた幹部会報告と志位和夫委員長の討論の結語を全員一致で採択しました。三十八人が発言した討論について志位委員長は「三中総が明るく展望のでる会議として成功をおさめた」とまとめ、討論を通じて確認された大事な点をあげました。
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志位委員長が結語
討論では、昨年八月の二中総後に全党の努力でつくった憲法問題や増税反対の運動、綱領学習、中間地方選挙、党建設などでの前向きの変化が相次ぎ、その教訓が報告されました。
志位氏は、今回提起した「大運動」がゼロからスタートする運動ではなく、「二中総後の前向きの変化をさらに大きく発展させながら、党勢拡大に集中して力をそそぎ、大きな前進をかちとろうというもの。その運動を成功させる条件はおおいにある」とのべました。
志位氏は、今回の三中総決定の基礎は党大会決定と二中総決定であり、この間の情勢と経験を踏まえてさらに発展させたものだと説明。「一気に決定を全党のものにする。はじめからのダッシュがたいへん大切」と強調しました。
最後に、七月三日投票の東京都議選について、いまの日本の反動の流れを打ち破るためにも全国から支援をと訴えました。