2005年4月4日(月)「しんぶん赤旗」
小平市長に小林氏
共産党など支持 自公推薦の現職破る
東京
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東京都小平市長選が三日投開票され、無所属新人で前都議の小林正則氏(52)=日本共産党、民主党、社民党、生活者ネット支持=が三万六百九十三票(得票率54・50%)を獲得し、無所属で現職の前田雅尚氏(71)=三期、自民党、公明党推薦=を破り、初当選しました。二月の西東京市長選勝利に続く小林氏の当選で日本共産党が与党の都内の自治体は、六市になります。
選挙戦で小林候補は、情報公開、コミュニティーバスの路線拡大や乳幼児医療費無料制度の所得制限の全廃、三十五人学級の実現など政策を訴え。日本共産党は、憲法・教育基本法、地方自治法を市政に生かすとした小林候補の政策協定をもとに支持を広げました。
前田陣営は、「小平市を共産主導の市政にはできない」とするビラを配布し、共産党に攻撃を集中しましたが、市民の支持は得られませんでした。
選挙結果は次の通り。
当 小林正則52無新
三〇六九三
前田雅尚71無現
二五六二二
(投票率40・82%)