2005年3月25日(金)「しんぶん赤旗」

市予算成立させよう

市民「否決、理解できない」

東京・狛江共産党宣伝


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「力を合わせて予算を成立させよう」と訴える田岡市議(右)=24日、東京・狛江市

 日本共産党狛江市委員会は二十四日、市議会予算特別委員会で明政クラブ(自民党系)、公明党の反対で否決された二〇〇五年度一般会計予算案を、力を合わせて市議会本会議(三十日)で成立させようと市内各地で訴えました。

 同市和泉本町の狛江住宅前では、田岡恭子市議が訴えました。田岡市議は新年度予算案には、子育てや教育、防災と安全、健康など市民生活にとってなくてはならない施策が盛り込まれていることを紹介。本会議で同予算案が否決されれば、市民生活に大きな影響が出るとのべ、「三十日の市議会本会議では、議会が一致して新年度予算を成立させるよう力を合わせましょう」と呼びかけました。

 訴えを聞いた市民からは「なぜ予算案を否決したのか私には理解できません」「ビラを読みました。頑張って」「予算を成立させて、いつくるか分からない地震に早く備えてほしい」など、予算案を否決した明政クと公明への批判や宣伝への激励が寄せられました。

 宣伝に参加した藤島幸子さん(62)=同市和泉本町=は「予算が通らないと市民生活は大変になる。議会は市民のことを考えて予算を成立させて。私もそのために頑張ります」と話しました。


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