2005年3月19日(土)「しんぶん赤旗」
憲法を守り生かす政治革新の対話を
全国革新懇が代表世話人会
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全国革新懇は十八日、代表世話人会を東京都内で開き、情勢の進展にあわせて革新懇運動を強めることを申し合わせました。
出席者からは、政治情勢に関連し、民主党の「脱野党」宣言が自民党と変わらない政党であることを自ら明らかにしたものであり、消費税率引き上げや靖国神社参拝問題などでの自民党との競い合いにも、そのことが示されているとの発言がありました。そして地方選挙での日本共産党の躍進の背景にはこうした「二大政党制づくり」への国民の批判があると指摘されました。
憲法問題では全国革新懇の憲法ポスターが三万枚を超えて活用されていることが報告されました。また、自公民三党が足並みをそろえようとしている「憲法改正国民投票法案」は、その目的が憲法改悪の地ならしにあり、内容も改憲の是非を問う運動や報道を厳しく規制する重大な問題をはらんでいると指摘され、全国革新懇として反対声明を出すことを確認しました。
地域・職場革新懇が各地で「九条の会」結成に奮闘していることが報告されました。そのことが同時に「憲法を守り、生かす政府をつくろう」との政治革新の対話や、革新懇の新結成・会員拡大の条件を広げているものであり、その実践に足をふみだすことも強調されました。
教育基本法改悪反対を掲げる3・26全国大集会(東京・有明コロシアム)の成功のためのとりくみが広がっていることも報告されました。