2005年3月2日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党
ブラジル・労働党と関係確立
緒方国際局長 下院議員と会談
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【カラカス=菅原啓】二十六日に閉幕した第四回社会債務サミット(米州社会憲章検討サミット)参加のためベネズエラを訪問している日本共産党の緒方靖夫国際局長は二十六日、同会議開催中にブラジルのルラ大統領の出身政党である労働党(PТ)代表のフレイ・セルジオ・ゴルセン下院議員と会談しました。
緒方氏は、大国の横暴や抑圧に対抗する途上国の団結を促進しているルラ政権の外交政策やラテンアメリカで連続する自主的な政権の誕生などに注目している日本共産党の立場を説明。ポルトアレグレで行われた世界社会フォーラム組織委員会のメンバーでもあるゴルセン氏は、日本・アジアとの連帯の関係を強化したいと表明。両者は、両党の友好と連帯の関係を確立することに合意しました。
この会談には、日本共産党から神田米造国際局次長、労働党からウビラタン・デソウサ・リオグランデドスル州議会議員が同席しました。