2005年2月13日(日)「しんぶん赤旗」 銀行「9条の会」が集い東京・千代田区 平和の声を私たちも
「銀行で働く私たちも平和の声をあげよう」と銀行「9条の会」のつどい実行委員会が十二日、千代田区内で「銀行『9条の会』のつどい」を開き、約二百人が参加しました。 「つどい」では銀行で働く女性有志が「憲法を守れ」と訴え、俳優座の団員が「劇団の中でも憲法九条を守る運動をすすめている」と紹介し、「銀行『9条の会』の発展を期待します」と連帯のあいさつをしました。 浜林正夫一橋大学名誉教授が記念講演し、改憲をめぐる動きとそのねらいを説明し、「憲法『改正』よりは憲法の実現を」と訴えました。 静岡県浜松市からかけつけた男性は「おばあちゃんから『何もいらないけど九条だけは守って。戦争は絶対だめ』といわれた。十七万円かけて多くの人に平和を守ろうと呼びかける手紙を出した。何としても九条を守りたい」と発言しました。 方言指導家の大原穣子さんから連帯のメッセージが寄せられました。 参加したある女性は「憲法改悪をねらうからくりが、とてもわかりやすくてよかった。自分の言葉でもっと多くの人と対話し憲法を守り実現するためにがんばりたい」と語っていました。 |