2005年1月23日(日)「しんぶん赤旗」 「あいち九条の会」発足加藤周一氏講演 開会前から満席
「あいち九条の会」が二十二日、結成されました。結成集会が開かれた名古屋市中区の東別院ホールには九百人が参加、開会前から満席となり、憲法を守ろうの熱気につつまれました。 結成集会に先立って「九条の会」の加藤周一氏が記念講演。「九条がなくなれば、外交よりも軍事を優先する戦前の政治が復活します。絶対に変えるべきでない」と語りました。 小林武・愛知大学法科大学院教授は開会あいさつで、「憲法改悪が現実の日程にのぼってきている今、憲法を自由の守り手として、どうしても守っていかなければならない」と呼びかけました。 今後の運動として、「憲法を守るという一点で手をつなぎ、県民の世論と運動を広げる」ことを目的に、職場や地域の草の根からの「九条の会アピール」に賛同する運動に協力する、憲法を守るための交流や講演をしていくことなどを確認しました。 名古屋市職員の女性(48)=千種区=は「憲法は絶対に守らなければならないと思い参加しました。憲法改悪を許さないために微力ですが頑張りたい」と話していました。 |