2005年1月11日(火)「しんぶん赤旗」 憲法守り平和をともに成人の日 党と民青同盟が宣伝東京・渋谷
日本共産党中央委員会と同党東京都委員会、日本民主青年同盟中央委員会と同東京都委員会は成人の日の十日、東京・渋谷駅前で街頭宣伝をおこないました。 多くの人でにぎわうハチ公前広場で開かれた街頭演説には、民青同盟の近藤奈津子副委員長、日本共産党の山口富男衆院議員、小峰久雄都議候補が参加。近藤副委員長は、「イラク戦争を進めた勢力が孤立するなど、国連憲章を守り平和を築くことが世界の流れになっている。しかし日本はこれに逆らって憲法九条まで変えようとしている。青年の力で歴史の逆流を許さないよう活動しよう」とよびかけ、山口議員は、日本の憲法は「日本と世界を結ぶ平和のパスポートだ」と主張し、憲法を守るため青年とともに取り組んでいくとのべました。 宣伝では、新成人の二人もマイクを握りました。都内の私立大学に通う男性は、大学生の多くは学費を稼ぐため深夜のバイトをおこない、結果的に学業がおろそかになっているとのべ、「学びたくて大学に入ったのにそれができないでいる」矛盾を指摘。三十社以上もの面接を受けないと内定されないと青年をめぐる深刻な雇用実態の一例をあげ、「学業と就職ができるルールをつくってほしい」と訴えました。 同じく都内に住む私大生の女性は、「この社会のことを学ばなければ価値観、人生観は得られないと思う。成人を機にもっと社会のことを勉強します」とのべ、成人をむかえた抱負を語りました。 |