2005年1月10日(月)「しんぶん赤旗」 「声の赤旗日曜版」2000号祝う「生きる支え」と読者ら喜びの声大阪でつどい
視覚障害者のための「声のしんぶん赤旗日曜版」が九日、2000号を迎えました。同日午後、大阪市内で「創刊2000号記念の集い」が開かれ、視覚障害者や支援の人たち五十人が参加。「失明してどん底にあったとき生きる支えだった」などあふれる思いを次々と話しました。 「声の日曜版」は「しんぶん赤旗」日曜版の記事をテープに吹き込んだもの。一九六六年の第一号いらい一号も欠かさず今日を迎えました。東京で録音、福岡で複製され、全国約七百人の読者に届けられます。 「集い」は府内の「声の日曜版」愛読者が実行委員会をつくって準備。「声の日曜版」を待つ読者に郵送・発行する「視覚障害者友情の会」の川崎寛子事務局長がかけつけました。「苦しいこともありましたが、そのたびに支えてもらったのが読者です。力をあわせて次の3000号、4000号へとすすめたい」とあいさつ。 「第一号をつくっていらい欠かさず聞いてきた」という藤野高明さん(66)はいいます。「一号も欠号がないというのはすばらしいこと。これは読者や友情の会、声を吹きこむ俳優の人たちの支えがあってこそです。それにしても、小森さん(詩人の小森香子さん)の声は相変わらずお若い」 「赤旗」日曜版の片良清文副編集長がお礼とお祝いのことばをのべ、日本共産党の宮本岳志前参院議員が「障害者のバリアフリーと日本共産党」と題して講演しました。 「声の日曜版」の申込先 視覚障害者友情の会 〒812―0014 福岡市博多区比恵町2の28ホワイトピア博多駅南401号 電話092(472)6762 月650円 |