2005年1月6日(木)「しんぶん赤旗」 教育基本法改悪で文科相“可能な限り速やかに”中山成彬文部科学相は四日、年頭の所感を公表しました。このなかで、教育基本法について「中央教育審議会(中教審)の答申や与党における議論を踏まえ、国民的な議論を深めつつ、可能な限り速やかな改正を目指してしっかりと取り組んでまいります」と表明、同法改悪に改めて強い意欲を示しました。 「三位一体改革」で焦点となった義務教育費国庫負担制度とのかかわりで、義務教育制度の改革に言及。「今後、義務教育の制度や教育内容、教育委員会制度、全国学力調査や学校評価など全般にわたり、本年秋までに中央教育審議会においてご検討いただき、その中で、義務教育費の問題についても結論を出していただきたい」とのべ、中教審での議論の内容は幅広いものになるとの見通しを示しました。 |