2004年12月29日(水)「しんぶん赤旗」
国立高専の授業料も
6,600円の値上げ
来年度予算案で
政府の来年度予算案のなかで、全国に五十五校ある国立高等専門学校(国立高専)の授業料標準額が六千六百円値上げの二十三万四千六百円とされていることが、わかりました。
国立高専は、今年四月に独立行政法人となり、その授業料は、国が定める標準額の10%増を上限に独立行政法人国立高等専門学校機構が決めることになりました。
国立高専の授業料は、これまで国立大学授業料の値上げと同率で値上げされてきました。
来年度の予算案編成のなかで、国立大学授業料標準額が2・9%値上げされることになり、国立高専の授業料標準額も同率の値上げとなりました。文科省はこれにより約三億円の増収を見込んでいます。
予算案どおりに値上げされると、一九七〇年と比べ二十四倍になります。
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