2004年12月29日(水)「しんぶん赤旗」
台風23号住宅被害 修理制度を延長
共産党の申し入れ実る
兵庫県
兵庫県は二十八日、台風23号で被害を受けた住宅の応急修理制度について、同制度の対象となる工事完了期間を来年一月末まで延長すること、年内としていた申請受付期間もそれに合わせて柔軟に対応すること、申請もれがないよう被災者に周知徹底することを市・町に通知しました。
この問題では、十二月県議会の決算特別委員会で日本共産党の毛利倫県議が、二度にわたり「住宅応急修理制度は、工事を完了した被災者も対象に」と迫ったのがきっかけとなり、「工事完了・代金清算後でも申請できる」「申請受け付けは年内まで」という新しい取り扱いが決まりました。その内容が十二月中旬から被災者に知らされ、被災者からの申請が殺到している自治体もありました。
日本共産党は、期日が年内では、対象となる被災者すべてが制度を利用するのは困難なため、豊岡・洲本・西脇・丹波各市などで市議団が市に申請期間の延長を申し入れ、県議団も二十七日に知事あてに延長するよう申し入れていました。
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