2004年12月16日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党の石井郁子衆院議員、井上哲士参院議員は十四日、南野知恵子法相に対して、国民の基本的人権と財産を守り司法制度改革を真に実りあるものとするために、裁判官・裁判所職員及び法務省職員の増員など裁判所・法務省予算を大幅増額するよう申し入れをおこないました。
井上議員は、司法制度改革に伴う法整備は終了したが、この改革の成否をにぎるのが司法の人的基盤の充実と指摘。長年、「法務局、更生保護官署、入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願」、「裁判所職員の増員を求める請願」が全会一致で採択されており、特段の努力が必要と強調しました。法相は「人と予算が大切。一生懸命がんばりたい」と述べました。
また、井上議員、石井議員は同日、法務省・裁判所職員の増員を求め総務省の久山慎一総務審議官への申し入れをおこないました。