日本共産党

2004年12月3日(金)「しんぶん赤旗」

日本共産党員の市町村長

ずらり10人 なごやかに

不破議長、志位委員長、市田書記局長と懇談

住民とスクラムの流れ実感


 日本共産党員の町村長が二日、党本部に勢ぞろいしました。同日、東京都内で開かれた全国町村長大会への出席を機会に訪問したもので、公務欠席の片山均岡山県金光町長を除く九町村長が集まりました。そこへ東京都狛江市の矢野裕市長もかけつけ、不破哲三議長、志位和夫委員長、市田忠義書記局長らと懇談しました。


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人物説明

 「こうしてそろうのは壮観ですね」との不破議長の言葉に、七期目に入った兵庫県南光町の山田兼三町長は「県内では私を含めて四町長になりました」。住民と日本共産党のスクラムで各地で誕生している党員首長の流れ。応接室も狭く感じられるほどです。

 福島県霊山町に続き、同じ郡内の国見町で現職を破って初当選した佐藤力町長は「実は二十九日に初登庁したばかりなんですよ」と語り、町長選のたたかいを紹介。九月以降、三十回にのぼる合併問題のシリーズの全戸配布ビラを力に、有権者の心をつかんできたことを生き生きと語りました。

 懇談では、全国各地をおそった震災・豪雨被害の対策なども話題になりました。

 豪雨被害にみまわれた兵庫県出石町の奥村忠俊町長は、のべ一万四千人にのぼるボランティアの献身的な活動にふれながら、被災者の生活再建への国の抜本対策を強調。志位委員長は新潟県中越大震災の申し入れで「住宅本体の再建について自治体が独自に行った措置には、国が財政的に支援する」と答えたことを紹介し、それを実現させていきたいとのべました。

 不破議長が、日本共産党の野党外交が新たな広がりをみせていることを最新のエピソードを交えて紹介。和やかな一時間の懇談となりました。

 この日訪れたのは、矢野、山田、佐藤、奥村各氏のほか、兵庫県福崎町の嶋田正義町長、同県黒田庄町の東野敏弘町長、長野県木曽福島町の田中勝已町長、同県坂北村の青柳修三村長、滋賀県びわ町の橋本健町長、福島県霊山町の大橋芳啓町長。



党員首長 最高の13人

 党員首長は、十二月二日現在で十三人、過去最高です。うちわけは、市長三人、町村長十人。市長は矢野狛江市長のほか、秋田県湯沢市の鈴木俊夫市長、岩手県陸前高田市の中里長門市長です。



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