2004年11月26日(金)「しんぶん赤旗」
日本共産党新潟県中越地震全国救援センターは二十五日、長岡市千歳の仮設住宅への引っ越しを手伝う同市社会福祉協議会が設置した「長岡市災害ボランティアセンター」へ十五人を派遣しました。
同協議会から党救援センターに要員の派遣要請があり、これに応えたものです。
引っ越してきた長岡市土合町の吉井昭二さん(52)=運送業=は、レンタルしたトラックに家財を積み同僚と二人で作業をするつもりでしたが、五、六人のボランティアであっという間に終わりました。「頼んだわけでもないのに、思いがけず手伝ってくれ助かりました。ボランティアの誠意を感じました」と話しました。
党救援センターボランティアの佐藤徹さん(34)=新潟県見附市、農業=らは、家財を積んだ引っ越しの車両を見つけると駆け寄っていき、テレビや冷蔵庫などの大型家電も手際よく運び入れました。「被災した人の気持ちになれば、力仕事は苦にならない。喜んでもらえてうれしい」
長岡市災害ボランティアセンターは規模を縮小してきましたが、被災住民が仮設住宅へ引っ越しするため多数のボランティアが必要になりました。
このため同協議会から、ボランティアが安定して活動している党救援センターへ引っ越しボランティアの協力依頼があり、長岡市ボランティアセンターの活動に参加しました。