2004年11月17日(水)「しんぶん赤旗」
災害被害者支援と災害対策改善を求める全国連絡会(全国災対連)は十六日午後、第六回総会を開き、新潟県中越地震災害、三宅島噴火災害、台風・豪雨被災地でのとりくみを交流し、被災者生活再建支援法に住宅再建支援をもりこませる改正など、今後の運動方針を決めました。
総会には各県の災対連の代表ら約四十人が参加。代表世話人の熊谷金道全労連議長が「地震や台風災害が相次ぎ、被災住宅へ公的な補償を求め大いに声をあげることと、安全な街づくりを求める世論と運動を前進させよう」とあいさつしました。
総会には、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が出席。民主、社民両党と共同で、住宅本体への公的補償をもりこんだ被災者生活再建支援法の改正案を今国会に提出したことを報告。「みなさんと心をあわせてがんばっていきたい」と激励しました。
総会では、新潟県中越地震災害や台風・豪雨災害での救援活動をはじめ、来年十周年をむかえる阪神・淡路大震災の兵庫復興県民会議のとりくみや、来年二月の三宅島への帰島にむけた支援などの運動を交流しました。