日本共産党

2004年11月13日(土)「しんぶん赤旗」

創価大グループ携帯通話記録盗み出し

全容解明へ緊急集会


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緊急集会であいさつする井上議員(右端)と吉井議員(その左)=12日、衆院議員会館

 創価大グループによる携帯電話通話記録盗み出しの真相究明を求める会は十二日、東京・千代田区の衆院議員会館で「事件を考える」緊急集会を開き、背後関係を含む全容解明を訴えました。

 創価学会に対立する立場の人たちの通話記録を、NTTドコモの施設から盗み出した事件。東京地検は創価大出身の嘉村英二被告を実行犯として起訴しています。

 「求める会」の水口和夫世話人(元公明党川越市議)が経過を説明し、「創価学会関係者の組織的犯行の疑いが濃くなった」と報告。被害者のジャーナリスト乙骨正生氏らが「私たちは被告と一面識もない。通話記録を盗む動機とメリットがあるのは創価学会関係者だ」とのべました。

 集会には日本共産党の吉井英勝、高橋千鶴子両衆院議員と井上哲士参院議員が出席。

 創価学会による日本共産党宮本顕治委員長宅盗聴事件を例に「創価学会の根深い体質が今回の事件にもあらわれている」(井上氏)、「このような行為が政権につながれば、民主主義は根底から崩れる」(吉井氏)とのべ、真相究明と世論喚起を呼びかけました。

 民主党議員も出席し「プライバシーを守れない社会の到来は自公政治の誤り。政教分離の徹底を」(前田雄吉衆院議員)とあいさつしました。



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