2004年11月11日(木)「しんぶん赤旗」
新潟県の日本共産党の石橋幸男長岡市議は十日、山古志村の長島忠美村長、二澤和夫長岡市助役を訪ね、九日の日本共産党の村田吉隆防災担当相への中越地震についての緊急申し入れを紹介し、対話しました。
長島村長から要望が出されていた、避難所の医療・保健体制の強化について、村田防災相の「現地ニーズにこたえる体制の強化を検討したい」との前向きな回答を紹介。村長は「ありがとうございます」と話しました。
長岡市の二澤助役は、被災者生活再建支援法での住宅全懐、半壊の弾力的認定について歓迎しながら、「弾力的といっても現場では文書でしか対応できないのだから、早く具体的に示してほしい」と語りました。
また、川口町の星野和久町長は、日本共産党中越地震魚沼救援センターの要請の席で、「個人財産への財政支援は、国民のコンセンサスを得ることが必要だと思うが、川口町のような、まるごと被災した自治体としては、心情的にお願いしたい。個人財産のとらえ方にしても、この災害を通して、やや深みがでてきた。矢がだんだんと中心に向かい始めている感じがします。財政措置にも踏み込み始めているというのが、いまの段階ではないでしょうか」と語りました。