2004年10月28日(木)「しんぶん赤旗」
|
医師でもある日本共産党の小池晃参院議員は二十七日、新潟県長岡市に入り、全日本民主医療機関連合会の人たちと一緒に、被災地の避難所を訪問、長引く避難生活で疲労やストレスがつのる被災者を診察しました。また、震度5強の余震で不安が広がる同市内の高町団地周辺を訪れ、住民を激励しました。
小池議員が訪れた避難所は、同市長倉町の鈴木金次さん(54)=農業=が、大型のビニールハウスを避難所として開放、近隣のお年寄りなどを受け入れているところ。
小池議員は、避難している土田ユリさん(74)と、介護保険の要介護2の藤田堅子さん(74)の胸や首に聴診器をあて、「長くなると困りますね」と声をかけながら往診しました。
血圧が少し上がるだけという土田さんは、「今のところ、具合は悪くないです。ありがとうございます」と話しました。
熱が三七・八度あるという藤田さんは、かぜ薬が不足していました。小池議員は、「寒いし、熱が三八度以上になると心配です。ながおか医療生協の診療所の方へいらしてください」といたわりました。かぜ薬は診療所で用意しました。